煙突Chimney
(有)カントリーログは厳しい欧州規格(EC)をクリアしたSFL社のパワーマティックや国産で長く使用され定評のあるヨツールパイプシステムの二重断熱煙突を使用しています。
煙突って何をしている部分?[Chimney a part doing what?]

煙突は薪ストーブの燃焼システムの「排煙」を行う部分です。
薪ストーブの排煙はファンなどを使うことなく自然の温度差からくる上昇気流であるドラフトを利用し煙を排出するのが特徴です。
このドラフト現象は煙突の状態に大きく左右されます。
煙突の設計を誤ると排煙がうまくいかず煙が冷されてしまい結露やススが内面に付着しやすくなったりストーブの燃焼がしにくくなるなどの問題が起こってしまいます。
煙突には2種類の構造があります[Two kinds of structure to a chimney]
(注) 二重煙突には空気層での二重煙突や 基準(温度、圧力、耐凝縮、耐腐食、隔離距離)に適合していない二重断熱煙突もあります。

●二重煙突
- 高性能の二重断熱煙突は 燃焼に必要なドラフト(排気性)を高め 安定した燃焼が持続します。
- 煤の付着が軽減され メンテナンスの頻度を少なくします。
- 煙突表面温度は内部排気温度の5分の1までにしかならず 小屋裏や壁貫通部などにも安心して使用できます。

●シングル煙突
- 金属を丸めて筒状にしたものでコストが安く、煙突自体から煙が持つ熱が放出されるため室内で使うと暖房効率が高まります。
- 薪ストーブの口元から1-2mほどの箇所の使用に向いています。
- 煤の付着は二重断熱煙突に比べて早くなります。
煙突の設置方法 [Setting method of the chimney]
ステンレス(SUS304) を丸めて筒状にしたもので、煙突自体からの放熱もありコストは二重断熱煙突より安いですが 貫通部、小屋裏、外部などでは使用が不可の部材です。
横引き部分がある場合は横引き部分の長さをできるだけ短くして燃焼ガスのスムーズな排出ができるようにすることが大切です。そうすることでススの付着をしにくくし、メンテナンス作業も容易となります。
●屋根抜きフラッシングタイプ

●チムニーカバータイプ

●2階建て壁抜きタイプ

●角トップタイプ
